2月1日の日記に続き、東京女子医大附属女性・自然医療研究所
川嶋朗さんの著書より、皆様にご紹介します。
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いつも、なんとかならないかと思っているのが、
女子中学生、高校生の制服です。
ミニスカートでは、とことん冷えきってしまいます。
私は思春期の冷えが、生理痛や不妊の原因の一つではないかと
思います。
生理が始まるころから20歳くらいまでは、さまざまなホルモン環境が
体内で整ってくるときです、そこで「冷え」が続くと、
体を温めようとして本来はいらないホルモンが出る、
するとバランスが崩れてしまうので、その時期はとくに
体を冷やすべきではありません。
医学的な養生訓から言えば、服装は上に薄く、下に厚くです。
ところが女子中学生、高校生はまさにその逆です。
毛糸のパンツか腹巻き。せめてパンスト1枚でいいから
はいてほしいのです。
大人の女性ももちろん、ローライズパンツでお腹を出すのは
やめてほしいものです。
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立春も過ぎ、東京は日差しも明るく春めいてきましたが、まだまだ
寒く感じる毎日です。
真冬も今も、スカートに綿のハイソックス程度で女子中学生、高校生が
闊歩していますね。
冷えが生む問題は、もちろん怖いですが、
ある整体の先生いわく、
「足を冷やすと、体が自分を守るために、太ももあたりに脂肪を蓄える」
そうで、スタイルを気にする年代なら、いっそう冷やすのは
禁物のようです。
写真は、「お湯を入れなくても温かい」という説明がついていた
ムートンカバーの湯たんぽです。
(K)