新サポートスタッフの膠原病様症状克服記

questuser2011-01-17

《発症の経緯》
  私が、最初におかしいな?と思い始めたのは、24歳の頃でした。
それまで勤めていたところを退職してすぐに、ふくらはぎに
打ってもいないのに大きな青あざができました。
病院に行ったところ、ちょっと免疫の値がおかしいところもありますが、
様子をみましょうということになりました。

しばらくしたら、値も青あざも治まったのですが、その一年後、転職先を退職したときに、
今度は、急にガスがお腹にたまって腹痛を感じるようになりました。
胃腸科に行って検査をしても、やはり原因はわかりませんでした。
今思えば、睡眠不足やストレス、大好きなお肉や揚げ物、ジャンクフードに偏った食事を
していたことなどが引き金だったように思います。

はっきりとした原因も治療法わからないことから、「もう、自分で治す!」と思い立ち、
友達に教えてもらったマクロビオティック(玄米菜食)をしたり、アロマを焚いたり、
自然療法、代替療法といわれるものを、良いと思えば次々と試していきました。
マクロビオティックをするようになって、疲れにくくなるなどそれまでより
体調は良くなったのですが、太陽が苦手だったり、気になる症状もいろいろ出始めていました。

《大変だった頃》
 そして、32歳の時、大きなストレスを感じることがあり、
急に顔が腫れ、体に力が入らなくなりました。
ウツにも陥ってそれがどんどんひどくなり、柔軟に考えられなかったので、
病院に行くことも拒み、なんとか自分で治そうと思っていました。
カンタンな料理を作るのも、手順が思い出せない時があったのですが
やっとの思いで玄米を炊いて、自分が良いと思うことを頑固にやっていたように思います。
症状は、頭痛、胸痛、腹痛、腫れ物、のどの痛み、関節痛、高熱などが、
ひとつ出ては、1週間から10日くらいで次のものに変わるというような状況でした。

ちょうど運転免許の切り替えが、その頃の初夏にあったのですが
予想以上に晴れて、強い陽射しが降り注いでいました。
太陽にあたるとほとんど動けなくなっていたので、大きなつばの帽子にサングラス、
UVマフラーに手袋、マスク、強力な日焼け止めをしっかり塗った真っ白な肌に日傘という
完全防備の姿で、運転免許センターに向かいました。
まるで、日焼けに気をつける女優さんのようですが、そんな優雅なこともなく、
階段を上ることもしんどくて、まるで登山をしているような気持ちで、教室のある2階へと階段を上っていました。

毎日の生活も元気な時と変わり、いつも買い物は夜でした。洗濯物は、主人に手伝ってもらって干してもらいました。
今でこそ、コンビニや夜遅くまで開いているスーパー、乾燥機もありますが、昔の日光過敏の人は大変だったろうなと思います。

他にも、アレルギーでは、電磁波過敏症も出ていたので、パソコンや携帯、ひどい時には
冷蔵庫が作動していることさえもしんどくなってコンセントを抜いていました。
カビにもアレルギーがあり、後からわかったことですが、カビが抵抗力を下げたり、ウツを促すことにもなっていたようです。
断食も自己流でしてしまい、体重も急激に減りました。

そんな生活を約2年くらい続けて、主人のすすめから漢方や代替医療に積極的に取り組まれている漢方のお医者様を受診しました。
そこで、自分に合った漢方を処方していただき、ゆっくりとお話も聞いていただけて、
それまでのお医者様に対して固く閉ざしていた気持ちがほどけていきました。

漢方は、それまでに試したものより合っていましたし、先生とお話できるのも楽しかったのですが、すぐに別の症状が出てしまいました。

いろいろな本を読んでいるうちにウツや膠原病疾患、ガンなどの難しい病気といわれるもののベースには「低血糖症」という病気があると思い、根本的に治すには栄養が必要と思うように
なりました。
そして、インターネットでクエスト社の栄養補強と、イメージ療法に出会い、それからは
毎日コツコツとできることをしました。

《治癒に向かった時》
 栄養補強をしている間に、ウツが良くなってきたので、今流行している「断捨離」
のようなことをしました。
いらないものを捨て、本当に必要なものを残していきました。
本が好きなのですが、それまでにこだわってきた治療法の本も、思い切って大量に捨てました。
そうすると、思ったよりも少ないもので十分だということがわかりました。物=不安の数だったのかもしれません。
あとは、見ていて楽しくなるもの、気に入ったものを部屋に置き、気持ちよく過ごせるように
しました。
そうしたら、不思議といいことが起きるようになりました。

ガンやC型肝炎など、難しい病気が治ったさまざまな人達に話を聞きに行ったり、
インターネットで治った体験談を探すようにもしました。
そして、そこで見えてきた共通点を実行するように心がけました。
いろんな本を読んだり、人と話しているうちに、それまで自分が「嫌だなー」とか、
「なんで??」と思っていたことが、「実は必要なことだったんだ。幸せなことだったんだ」と思えるようになりました。

今思えば、30キロ台の痩せてガリガリな体で、まだ日光に当たることもできず、
他の人から見たら、決して良い状態ではなかったのかもしれませんが、
夜、スーパーに一緒に行ってくれる主人がいる。開いててくれるコンビニがある。
話せる。歩ける。食べられる。小さなことのひとつひとつが、当たり前じゃないとわかって
「私はとっても幸せなんだ」と思えるようになっていました。

そして、毎日のできることが増えて、それまで必死にやっていたことも楽しくなってきた頃、
自分に合った治療法にも出会い、変化が出てきました。

それを実感したのは、春の暖かな日だったのですが、恩師に会おうと、帽子に日傘の
いつもの格好でお昼間に歩いていたら、急に突風が吹いて日傘が壊れました。
帽子も飛んでしまい「あー。帰ったらしんどくなるかも」と思っていたら
夜になってもなんともなかったんです。「治った!!」と思った瞬間でした。
太陽の下を歩けることが、こんなに幸せなことだったんだなぁと感謝の気持ちがわいてきて、治ったことを風が教えてくれたような、なんだか不思議な体験でした。

そのあとは、治療も進み、おかげさまで元気になって、夢だった旅行やライブにも行け、夏の日焼けも平気になりました。
電磁波や、いろいろ出ていた症状もほとんど大丈夫になり、携帯やパソコンも使えるようになりました。

今でも、ストレスや過労、睡眠不足にならないように、
疲れたら無理せず休み、体を緩めて、ゆるゆる過ごすようにしています。

食事も、大変だった頃に、胃腸が弱くなっていると言われたので、それからはできるだけ
消化のいいものを食べるようにしています。
主食は体調に合わせ、玄米を精米して五分つきにしたり、白米に雑穀をまぜたりして
食べるほうが、私の体には合っていたようです。
おかずも、油ものや、乳製品、甘いものは控えめに、野菜やお魚を中心にバランス良く、
自然の恵みに感謝して、楽しくごはんを頂くようにしています。

《私が治るために取り組んだこと》
栄養補強・・・ネオパックと、ネオガード、ネオスプリングをよく飲んでいました。
ネオパックを初めて飲んだときには、まるで光が差し込んだようにスッキリ!とした気持ちになったことを覚えています。
そして、体を動かすのもしんどいときには、ネオスプリングが効果を発揮しました。
「でるもんね」で3ヶ月間、腸のお掃除をしたときには、感情面でいろんなことが
浮かび上がってきていろいろなことに気づけました。今思えば排毒だったんだなと思います。
宿便といわれるものも初めて見てビックリ!!
終わる頃には、今までで一番肌がキレイになっていました。(そろそろ、2回目をしたいなーと思っています)

イメージ療法・・・自分が治ったらしたいことを書いて、寝室(寝る時に見えるところ。
壁や天井など)に貼りました。
私が貼っていたのは、「4月にライブと伊勢旅行!」「体温36.6度」「健康になりました。
ありがとう!」などです。
行きたいところなどがあれば、写真も添えると、よりイメージもわきやすいと思います。
それから、5分間暗示という方法で、寝る前の5分間に、自分で治ってからしたいことなどを
書いた文を主人に読んでもらってから寝るようにしました。
うちは主人の帰りが遅いことが多いので、私が寝る時間にいない時には録音してもらったものを聞いていました。
寝る前や起きた時のふわーっとした気分の時は、潜在意識に入りやすいので、この時間帯が
おすすめです。
あと、自由に動ける自分を、すぐそばにイメージして、着ぐるみを着るように自分がその中に
入ったり、自然にそのように変わっていくように、毎日イメージし続けました。

丹田呼吸法・・・15分から20分くらい続けていたら、手や足の先まで温かくなりました。
道具もいらず場所を選ばないので、冷え性の人はぜひ試してみてくださいね。

言葉と想い・・・たまたまですが、難しい病気が治った人達が近くにいたので
「私も、治る!」と思い、「私は、健康だ!」「治らない病気はない!」と言い続けました。
きっと、この世を去る時になる病気はあり、病名もつくのだと思いますが、それまでの病気は
治ると思ったんです。
あと、他にもできるだけ肯定的な言葉を選ぶこと、悪口や陰口、批判、皮肉などを言わない
ようにすること、被害者意識を無くすこと、他の人の治癒も願うこと、物事のいいほうに
目を向けることなどを心がけました。

体を温める・・・半身浴、足湯、岩盤浴、腹巻、レッグウォーマー、絹の靴下、トルマリン
など。

水分を摂る・・・それまで、水分を摂ることが苦手でした。一日、何も飲まなくても平気な
ほど。
でも、栄養補強のこともあり、体に栄養を行き渡らせるようにお白湯(50〜60度)を
魔法瓶に入れて、小さな湯飲みに注ぎチビチビ一日1〜2リットル飲みました。
一気に飲むと、胃や腎臓に負担がかかるので、注意してくださいね。
    
ウォーキング・・・毎朝、20分〜1時間くらい歩いていました。
最初は、必死に歩いていたのですが、途中からデジカメを持って、日の出や花など季節の写真を撮りながら歩きました。
同じ街でも昼や夜で表情が違ったり、思わぬ発見があったりして楽しかったです。
私がそうだったのですが、朝起きにくい方は、夜早く寝ることを頑張るより、朝起きる時間を
決めたほうが、結果的に夜も自然と眠たくなってくるので、いいように思います。

本を読む・・・精神世界などスピリチュアルなもの。夢を実現させるための本。
免疫学・自然療法の本と治癒の過程が書かれているもの。など
  
体を緩める・・・夏に調子を崩しかけたのですが、それは「やっぱり元気になったし、
頑張らなくっちゃ!」という自分の思い癖が出始めたころでした。
ストレスが原因!と思い「許すと緩む」ということで、ダラダラ過ごす自分を許しました。
それはもう、リラックマもびっくりなほど(笑)
大阪弁で言うと「そんな自分も、ええやん」と認めた感じです。
そして、冷房で冷えた体も温めて・・・ホント無理はしないほうがいいですね。

虫歯を治す・歯周病のケアをする・・・CMでもありましたが、歯と体は思っているより
関係があるんだと実感しました。自分でフロスをしたり、定期的なチェックとお掃除をしてもらうといいと思います。

NAET・・・東洋医学と西洋医学ホメオパシー、栄養学、キネシオロジーなどを合わせた
アレルギー治療法。今でも、通院しています。
 (なお、イメージ療法と丹田呼吸法は、リウマチ感謝!さんのDVD・セミナーを参考にしました)

《病気を通して感じたこと》
病気になっている間は「しんどいことばかり」と感じてしまうこともありました。
「なんで私だけ?」と憤ることもあったりして。
家族の介護や入院が重なった初めのころは、ウツも手伝って特にそんなふうに思っていました。
でも、しんどい時だからこそ家族と深い話もでき、小さいころからのわだかまりも解けました。
お互いに、良かれと思ってしたこと、言ったことで誤解や思い込みができていたんですね。
家族との関係性が変わり、本当は愛されていたんだと気づき、今は母と親友のようになれた
ことが、私にとって一番うれしいことでした。

今は病気を通して、ずっと見守り励ましてくれた夫や家族、友達の大切さや、ありがたさが
わかって、本当に感謝しています。
私一人の頑張りだけでは、ここまで良くはなっていかなかったと思います。

サポートしていただいたスタッフの方にも、治療者の方々との出会いでも、
その中で、かけていただいた言葉や優しい思いが、とてもうれしかったです。
ありがとうございました。

たくさんの「気づき」をいただいた、病気に感謝しています。

この度、ご縁をいただいて、みなさまのサポートをさせていただくことになりました。
サポートさせていただくことも、治っていく間の夢の一つだったので、
夢が叶って、とってもうれしい気持ちでいっぱいです。
みなさまのお役に立てるよう、頑張ります!
まだまだヒヨコのようなヨチヨチ歩きで、ご迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

たくさんの人が、今年も健康で幸せいっぱいの一年を送れますように・・・.(加藤)