12月8日の記事に続き、東京女子医大附属女性・自然医療研究所
川嶋朗さんの著書より、皆様にご紹介します。
人間の体の中には、名前があるだけで4000もの酵素が働いている
そうです。すごいですね。
でも、その働きが良くないと、様々な問題が起きてきます。
たとえば、消化には、唾液、胃液、胆汁、膵液、小腸液などの
消化酵素が関係しています。
この消化酵素が働かなければ、食べ物を消化分解できず、せっかくとった栄養が
吸収されません。
酵素が機嫌よく?働いてくれるようにするには、どうしたら良いのでしょうか
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人間の体の中では、つねにさまざまな種類の酵素が活動しています。
この酵素がもっとも活発に働いてくれる温度が、実は37度から38度の間と
考えられているのです。
ただしそれは内臓レベルでの数値ですから、体表で測る温度はそれより
少し低くなります。ですから望ましい体温は36.5度から、37度くらいです。
ところが、平熱というのはもっと低いものだと思っている人が多いようです。
また実際に、平熱が36度前後しかない人が圧倒的に多いのです。
つまり、冷えているのです。
こういう人は、自覚していなくとも、体はつねに寒さを感じています。
その結果、頭痛、肩こり、便秘、関節痛、生理痛、生理不順、やる気が出ない
など、病気とはよべないまでもいくつかの体の不調を招き、長い間不快な症状を
抱えている場合が少なくありません。
(引用者注:川嶋朗さんの著書より。なお、原文が縦書きなので、
原文の数字は漢数字でしたが、算用数字に直しています)
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低体温になると、せっかく自分の体に本来備わっている酵素が
十分に働かないわけですね。
皆さん、体内の酵素のためにも、良く体を温め、体が本来の力を
発揮できる良い環境を整えてくださいね。(K)